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2011年11月07日

【いよいよ東証・大証 合併へ】 来秋

こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。

東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)が来秋合併します。

上場している大証と、未上場の東証の合併ということで、どういう方法で合併するのか、合併後の主導権や合併比率も含めて、交渉が長引いていましたが、ようやく決着です。

世界的な証券取引所間の競争で、地盤沈下していた日本の証券取引所ですが、これで一矢を報いられるのでしょうか?



今、世界の証券取引所のランキングは、時価総額(9月末)では、
 ・1位:NYSEユーロネクスト:(12.9兆ドル)
 ・2位:ナスダック:(3.6兆ドル)
 ・3位:東京:(3.5兆ドル)
 ・4位:ロンドン:(2.5兆ドル)
 ・5位:上海:(2.1兆ドル)
 ・番外:大阪:(0.2兆ドル)
となっています。

しかし、売買代金(9月末)※でみると
 ・1位:NYSEユーロネクスト:(15.7兆ドル)
 ・2位:ナスダック:(10.5兆ドル)
 ・3位:東京:(3.2兆ドル)
 ・4位:上海:(3.1兆ドル)
 ・5位:ロンドン:(2.3兆ドル)
 ・5位:シンセン:(2.3兆ドル)
 ・番外:大阪:(0.2兆ドル)

売買代金では、東証は、2位ナスダックとの差が開き、4位の上海などにも迫られています。
(データを取るタイミングによっては、すでに上海にも抜かされている状況です。)

こうしてみると、いわば東京市場は、高い商品が置いてあっても、あまり誰も買い物に来ない状況でしょうか。


今後、固定費である重いシステム費用を、2つの証券取引所で負担したり、大証というデリバティブに強いマーケットと一体化することで、海外にも強みを打ち出せればと思います。


ところで、国内を見ると、まだ
 ・名古屋証券取引所 
 ・福岡証券取引所
 ・札幌証券取引所
が残っています。

それぞれ新興市場に特色はありますが、一方で、新興市場の審査基準に疑問を持つ人もいて、十分に強みや差別化がされていないようです。

インターネットのなかった戦前・戦後と違い、地方に証券取引所があっても、その違いはわかりずらいですね。

まだ、国内証券取引所の再編もあるのでしょうか。


※日経新聞の表からなので、ロンドンとシンセンを同位にしています)


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Posted by 森公認会計士事務所 at 08:49Comments(0)企業再編

2011年08月04日

【日立・三菱重工統合 12兆円企業に】-新たな経営統合-

こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。

2・3日前の、「日立、テレビ自社生産撤退 年度内にも海外メーカーに委託」というニュースに、内心ちょっと驚いていたのですが、これは、巨大インフラ企業誕生の布石だったんですね。 


日立・三菱重工が経営統合し、2013年に新会社を設立し、世界受注狙うそうです。
統合後は、売上高12兆円の巨大企業誕生で、製造業では、トヨタに次ぐ売り上げ規模です。




この経営統合の契機は、原発事故や急激な円高で環境が激変したことによるのですが、日立も三菱重工も、実は、原発メーカーです。

知恵蔵によると、現在、世界の原発メーカーは
 ・WH-東芝
 ・GE-日立
 ・アレバ(仏) -三菱重工業
 ・ロスアトム(ロシア)
の4グループ体制です。


しかし、日立の事業内容を見ると、原子力メーカーというだけはありません。

日立の売上の構成をいくつか見ると、
 ・情報通信 16%
 ・社会・産業システム 11%
 ・電力システム 8%
 ・電子装置システム10%
 ・高機能素材 13%
 ・オートモティブシステム 7%
などです。

日立は、社内カンパニー制でさまざまな事業を行い、上記の部門別の売上の構成比も、それぞれ約10%程度と自立した組織となっています。


日立・三菱重工の経営統合の具体的な方法は新聞に書かれていませんが、やはり持ち株会社化し、上記のような部門のうち、重複する事業を統合していくのでしょうか。


ちなみに、すでに両社の共同出資会社が「三菱日立製鉄機械」とあるので、持ち株会社の名前は、「三菱日立●●」となるのでしょうか?



一方、三菱重工は、三菱東京UFJ銀行・三菱商事と並んで「三菱グループ御三家」と呼ばれる、三菱グループの中核企業です。
戦前は、ゼロ戦や戦艦武蔵も作った名門企業です。


”三菱グループ”の”三菱重工”に対して、日立は、テレビやクーラーのイメージだけで、その全体像は、一般にはなじみが薄いかもしれません。

しかし、売上は9兆円で、すでに製造業ではトヨタに次ぐ売上であり、その事業構造も先程の売上構成の通り、多岐にわたっています。
(対して、三菱重工は売上3兆円で、日立は3倍の規模です)

また、日立は、上場子会社に
 ・日立金属
 ・日立電線
 ・日立建機
を持つだけではなく、日産自動車やジャパンエナジー(現JXエナジー)も輩出した名門企業グループで、戦前の久原財閥です。



こうしてみると、今回の経営統合は、三井住友銀行が誕生して以来の、財閥間を超えた企業再編です。
それぞれ巨大企業であり、関連会社や系列取引先も多数あります。


今後も日立と三菱グループ間の経営統合は、関連会社や系列取引先も含めて続くのではないでしょうか。


また、ライバル企業である東芝や三菱電機などへの影響もあるでしょう。

世界を見れば、アメリカのゼネラルエレクトリック社(GE)やドイツのシーメンスの売上を上回ることになります。


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Posted by 森公認会計士事務所 at 08:51Comments(0)企業再編