プロフィール
森公認会計士事務所
森公認会計士事務所
<サービス>
◆創業融資に特化
 ・日本政策金融公庫の創業融資
 ・東京都港区の制度融資でも、創業支援を行っています


< 概要>
◆住所: 東京都港区芝浦3-12-2 芝浦田中ビル5F
◆TEL: 03-6722-0960 FAX:03-6722-0961
◆HP: https://tamachi-yushi.com/
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人

2011年10月30日

【IFRSで、売上計上が遅くなりそうですね】

こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。

あずさ監査法人の行った「国際財務報告基準(IFRS)対応状況調査2011」の中で、IFRS導入によりインパクトの大きい項目に対する、各社の対応状況が書かれていました。

このインパクトの大きい項目の一つが、収益認識基準です。

売上の基準なので、会社によっては部署ごと、取引ごとに取引の契約形態が異なる場合もあり、おまけに営業部門を巻き込まなければならないので、結構大変です。

【IFRSで、売上計上が遅くなりそうですね】

さて、今回のアンケートでは、収益認識基準に関する対応として、
 ・検収日基準を採用(予定): 15%
 ・着荷日基準を採用(予定): 7%
 ・出荷日をもとにしたみなし検収日または着荷日基準を採用(予定): 34%
 ・出荷日基準を継続するが、重要な差異を調整する(予定): 15%
 ・その他: 29%
となっています。

こうしてみると、結構な会社が、現状の出荷基準から検収基準や着荷日基準への変更を検討しているようです。

IFRS導入で、今までより売上計上が1日ないし数日間、遅くなるのでしょう。


さて、税法でも検収基準は認められていますので、この変更は問題ないはずです。

ただ、以前、国税庁出身の公認会計士の方のお話を聞いた時に、理屈で考えれば、日本でも売上計上は検収基準や着荷日基準でよかったそうです。

ただ、検収日や着荷日で売上計上をした場合、すこし売上計上が遅くなるため、税務調査などで問題とされることがあったそうです。

そういう点では、税務行政の側にいた人間として、日本の売上計上基準を出荷基準とした原因の一端はある、といったことを述べていました。


現状でも、検収基準で売上計上している会社もありますので、本来は検収基準などに変更しても問題はないはず。

ただ、その方の言うように、IFRS導入で売上を計上するタイミングが遅くなり、税務調査などで指摘されることがなければ、と思います。


しかし、本来は、IFRS導入により取引実態をよく見て売上を計上するようになるので、税務上も問題がないはずだとは思います。


<こちらも、あわせて読まれている、関連記事です>
 本当にいいのか? IFRS(国際会計基準) 見直し議論
 【IFRS 導入延期の影響】- 今、各社のIFRS導入プロジェクトの状況は-

よろしければ、クリックをお願いします。↓

人気ブログランキングへ


同じカテゴリー(IFRS)の記事

Posted by 森公認会計士事務所 at 22:41│Comments(0)IFRS
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。